何かを選ぶということは

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何かを選ぶということは、何かを捨てるということ。

学生時代に大学の同期が言っていた。

当時は何とも思っていなかったですが、今になってその言葉の意味を強く実感しています。

 

今、自分の中で今後2-3年のうちにやりたいと思っていることが大きく4つ。

もっと仕事で成果を出したい、そのためにもっと働いたりビジネス書を読んだり資格を取ったり英語を勉強したりしたい。

もっとオーケストラで活躍したい、そのためにもっと楽器を練習したり誘われた演奏会に乗ったりレッスンに通ったりしたい。

もっといろんなことを学びたい、そのために本を読んだり映画を観たり演奏会に足を運んだり美術館に行ったりしたい。

もっといろんな人と深く親しくなりたい、そのためにお茶をしたり食事をしたりしたい。

 

こうやって書き出してみると大したことは何一つないですが、それでもやっぱり1日にできることは限られているので、すべてをやることは難しく、どうにかすべてをやろうとすればどれも中途半端になる。

本当に英語を話せるようになろうと思うと、1日何時間でも勉強しないと話せるようにならないし、今取りたいと思っている資格を取るには、毎日2時間は勉強しないといけない。楽器を上手になるにも、毎日1-2時間は練習したいし、土日はもっと練習しないといけない。

 

だから、本当に何かで大成したいのであれば、大成したいものを選ばなければらならない。それと同時に、実現したかった何かを捨てなければらならない。

でもそれって、なかなか難しいよね。人間は欲張りだし、何かを捨てるのは勇気がいる。

 

そうしてどれも捨てることができず、何かを大成させることもできずに、ちょっとずつ小粒になっていく。

きっと世の中の多くの人がそうだし、自分もそう。

何かを捨てることができた人だけが、何かで大成していく。